企業経営をしていると、経営者はどうやって事業を安定させ、継続していくか、を考えるでしょう。
私も経営者だからそうです。
今は右肩上がりの時代ではありません。
経営支援をしていると、経営者は「売上が伸びない」とか、「収益が悪化して、赤字が続いている」とか、悩んでいます。
現在はサービスや商品が飽和した時代、またこれだけネット通販が全盛だと、今までの成功体験が通じません。苦戦することも、やむを得ない部分はあります。
それでも出来ることはあります。
先ずは、自分の顧客を見直すことです。
業績が下向きになると、焦りで、新規客獲得のことに目が行きます。
最初は足下からです。会社の歴史背景はどうか。どんな顧客から支持され、事業が継続できてきたのか。
顧客名簿は作っていますか?その中で、自社の優良顧客は誰ですか?優良顧客は、年間どれだけ購入してくれていますか?自社のサービス・商品に満足してくれていますか?他社に流れていないですか?優良顧客に特別なサービスを提供していますか?えこひいきしていますか?
まずは身近な、そして会社にとって重要な顧客は誰か。把握したら、その顧客に特別なサービスを提供してみましょう。
何が喜ばれるのか、知恵を絞るのです。
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